こんにちは、根本です。
今回は、動詞についてやっていきたいと思います。
動詞の位置
- 5文型のVの位置
基本的なことですが、動詞はSVOCのうちVにあたる位置に置かれます。文章中に1つ置かれます。逆に言うと、文章中に2つ以上おいてはいけません。もし、動詞が2つ以上あるなと思ったらよく見直してみてください。こういったことは、超基本的なことです。
- 主節中・従属節中
先ほど、文章中には動詞は1つしかないと言いましたが、以下の例文のような文章には動詞が2つ以上あります。それは、節が2つあるからです。節というのは、「(主語)+動詞」を含む文章です。だから、動詞が2つ入るんですね。でも、接続詞が付いている方は従属節と言って、主節の文章に補助的に付け加えた副詞節となります。つまり、主節を修飾する働きがあるということですね。
例文:The flight for New York has been canceled because it snows hard.(雪が激しく降っているので、ニューヨーク行きの便は欠航になりました。)
- 句中
次は「句」の中に動詞が入るパターンですね。先ほどの、「節」とは違って、主語が入りません。今回の例文では、To不定詞を扱っています。ここでのTo不定詞は、それより前の名詞「plan」を修飾しています。これを、To不定詞の形容詞的用法と言いますが、これは後日お話ししていきますね。それでは、例文で確認してみましょう。
例文:The plan to renovate old buildings will be postponed until next year.(古い建物を修繕する計画は、来年まで延期されます。)
動詞が形容詞になる!?
以前、形容詞編で少し触れたかもしれませんが、動名詞「-ing」や過去分詞「-edなど」も形容詞になることができます。これを、よく形容詞ではなく動詞と間違えて文中に2つの動詞があり、混乱してしまうことがあるかと思います。実際に僕もそのような経験があります。でも、こういった形容詞として使われる場合は、前か後のいずれかに名詞が存在します。
例文:Newly published books must be returned within 3 days.(新しく出版された本は、3日以内に返却されなくてはいけない。)
例文:
動詞の接尾語
では、最後に動詞の接尾語を載せておきます。4つほどしかないので、すぐに覚えてしまいましょう。
- -ate「indicate(〜を指し示す)operate(〜を操作する)、separate(〜を引き離す)」
- -en「fasten(しっかり固定する)、frighten(驚かせる)、threaten(脅す)」
- -fy「identify(〜が誰かわかる)、modify(〜を修正する)、specify(〜を明確に述べる)」
- -ize「customize(〜を特注で作る)、realize(〜を実現する)、recognize(〜を識別する)」
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