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短時間でマスターするTOEICパート5.6文法問題-形容詞編

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こんにちは、根本です。

前回の名詞編は見ていただけたでしょうか?毎回のテーマは変わりますが、何かしら繋がっていることも少なくありません。もしご覧になっていない場合は、名詞編をまずご覧ください。

こちら

それでは、今回は形容詞についてやっていきたいと思います。

形容詞の役割

形容詞というのは、名詞を修飾する役割があります。逆に言うと、名詞以外修飾することができません。また、第2文型SVC、第5文型SVOCのC(補語)の役割をすることもできます。かなり基本的なことですが、こういった役割はきっちり覚えておいてください。

形容詞の位置

  • 名詞の前に置く

例文:The new project is in progress now.(新しいプロジェクトは、現在進行中です。)

通常であれば、形容詞は、冠詞+(副詞)+形容詞+名詞の順番に。または、形容詞+名詞という順番になります。名詞の前に形容詞がついて、名詞を詳しく説明するという形を取るんですね。では、上の例文で名詞の前に形容詞を置く場合を確認してみましょう。この文章で使われているnewは、規則通り冠詞と名詞に挟まれていますよね。ここら辺は、大丈夫ですよね。

  • 名詞の後に置く

でも、上のように形容詞は名詞の前に置くばかりではありません。名詞の後に置く場合もあるんですね。以下のようなパターンがありますのでそれぞれ確認していきましょう。

1.接尾語が-thing、-body、-oneの名詞を形容詞が修飾する場合

例文:I want something cold to drink. (私は何か冷たい飲み物が欲しい。)

まず1つ目は、接尾語がthingの「something」で例文をつくってみました。こういった文章は、中学のときによくやらされたんじゃないでしょうか。「something」という名詞を後ろから修飾するパターンですね。「something」が名詞なので、規則に従って、「cold」という形容詞が後ろから修飾しているんですね。

2.数+名詞+形容詞

例文:The new branch is 100 miles away from the headquarters .(新しい支社は、本社から100マイル離れたところにある。)

2つ目は、数+名詞+形容詞のパターンですね。上の例文の「100」が「数」、「miles」が「名詞」、「away」が「形容詞」となっています。しっかり規則に乗っかっていますよね。この例文で出てくる「away」は副詞のイメージが強いかもしれませんが、形容詞のように使いますので覚えておきましょう。

形容詞の接尾語

  • -ble/-ible「capable(能力がある)、disposable(使い捨ての)、possible(可能な)」
  • -ic「atomic(原子の)、terrific(ものすごい)public(公の)」
  • -(i)le「fragile(壊れやすい)、mobile(可動式の)」
  • -ful「awful(ひどい)、beautiful(綺麗な)、useful(役に立つ)」
  • -ous「ambiguous(曖昧な)、conscious(意識的な)、previous(前の)」
  • -less「countless(無数の)、harmless(害のない)、regardless(不注意な)」
  • -ive「objective(客観的な)、relative(相対的な)、respective(それぞれの)」
  • -al「chemical(化学の)、informal(非公式の)、typical(典型的な)」

以上は、典型的な形容詞の接尾語になっています。パート5.6の問題を瞬殺できるようになるために、これを機に覚えてしまってください。上にある、「respective」は「respect:尊敬する」を形容詞にしたものだから「尊敬に値する」のような意味と思ってしまいがちですが、「respectable:立派な」という単語が別に存在しますので注意しておきましょう。

形容詞句は知っていますか?

これまで形容詞についてやってきました。形容詞って言うのは、1単語で名詞を修飾したり、第2文型(SVC)、第5文型(SVOC)のC(補語)になるんでしたよね。一方の形容詞句っていうのは、複数の単語のカタマリが名詞を修飾したり、C(補語)になるんです。例えば、「of+抽象名詞」ってどこかで習った記憶はありませんか?文法書では、多分赤字で書かれていると思います。で、抽象名詞とは何なのかというと、importance(重要性)、use(使用)といったものをあげることができます。目に見えないものですね。状態性質動作概念といったものがそれに当たります。もちろん、数えることはできません。

それで、こういった抽象名詞がofとくっついて、「of importance」という形になると、「重要な」という形容詞になります。これは、「important」に言い換えることができます。じゃあ、実際にどうやって文中で使われるのかを以下の例文で確認していきましょう。

第2文型:The new research is of interest to our company.(新しい研究は、我が社にとって興味深いものだ。)

第5文型:I found the printer of no use.(私は、そのプリンターが役に立たないとわかった。)

以上のようにして、使います。イメージはつかめましたでしょうか?パート5.6でこういった問題が出題される際は、おそらく括弧の前にofがあって、それがヒントとなって抽象名詞を選択できるんじゃないかなと思います。

P.S.

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